がん転移抑制薬

がん治療における大きな課題のひとつとして「がんの転移の抑制」があります。
がんは、進行すると他の臓器・組織に転移をして治療が困難になります。
その為、がんの転移をいかに抑制するかの研究には、注目が集まっていました。

がんの転移の原因となるのは、がんの親玉である「がん幹細胞」です。
この「がん幹細胞」を治療する新薬が現在開発されています。

がん幹細胞は新たながん細胞を生み出したり、他の臓器・組織に転移したりします。
従来の抗がん剤や放射線治療は、通常のがん細胞は攻撃することができますが、がん幹細胞にはほとんど効果がないことも分かってきています。
しかし、がん幹細胞治療薬自体が、広く臨床応用されるまでにはまだ時間がかかりそうです。

ところが、既存の治療薬の中でもがん幹細胞治療薬のように、がんの転移を劇的に抑える薬剤が見つかっています。
しかし、この薬剤は別の病気での治療薬であり、保険診療としてがん患者様に用いるために承認されるには、時間がかかってしまいます。

当院ではこの治療薬を内服薬として、免疫チェックポイント阻害剤と併用することが可能です。
又、免疫チェックポイント阻害剤が効きにくい体質の患者様や、早期のがんで転移を抑えたい患者様にもお受け頂ける治療です。